『焦りに気づく』

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私が大事にしていることの一つ



焦りに気づいて手放すこと


思い描いていた通りに進まないと焦る

周りの人と比べて焦る

すぐに結果を求めて焦る

そして焦った結果、

視野が狭まる

自分の体の声に耳を傾けなくなる

基礎を怠る

自分の進んでいる道がぼやける


これはこれまで競技を通して私自身が経験したことです。


私は去年、自分でもびっくりするほど跳べない時期がありました。

その時は目標の記録を出すために色々な事に挑戦し、まだそれが身になっていないのに次へ次へと進もうとしていました。早く記録を出さなきゃと焦っていたのです。

その結果、目標の記録どころか前年度の記録さえも程遠い結果になってしまいました。



焦りに気づき手放すようになったきっかけ


上記の過程で、形ばかり先行して本来の力の出し方や自分の強みを見失ってしまったことを反省し、今年はもう一度基礎から作り直すことに取り組んでいます。

いつの間にか様々なクセが染みついてしまっていた身体をリセットすることは簡単なことではありませんでした。やろうとしていることを意識していても、いざやってみると出来ていなかったり、また悪いクセが出てしまっていたりと、良い動きを自分のものにすることの難しさを日々実感しています。

そういった中で私はまた焦っていました。

もともと生真面目で負けず嫌いな性格というのもあり、調子が上がらない状況の中、早く結果を出すためにもっと練習のペースを上げたいという気持ちが強くなっていました。気づかぬうちに理想と現実の間で自分を追い詰めていました。


結果、、体調を崩し一週間程入院、、、

入院して初めて、自分の身体の声に耳を傾けていなかったことに気づきました。自分の身体はよく頑張っているのに、「これじゃだめだ」と自分で自分を責めていたのだと思います。間違いなく焦っていました。


このことから、焦りに気づかないことの怖さを感じ、まずは焦りに気づくことが大切だなと思いました。

そのあとからは、
自分の気持ちに向き合って、焦っているなと感じたら、‟焦っている事実”を認めその場ですぐに手放し、焦る代わりに‟自分を信じる”ことを大切にしています。

少しの成長でも自分を褒めてあげながら、芽が出る、花が咲くのをじっと待つことにしました。


そうは言っても思うようにいかない事も、焦りを感じる時も当然たくさんあります。

いくら焦らないようにしても、「結果」として現実を突きつけられるとショックは大きいです。

自分でも整理がつかない時、私は人に頼ります。辛かったら辛いことを話せる人に話します。話すことで自分の頭の中を自然と整理できるように感じているからです。家族をはじめ、いつも力になってくれる友人や、痛みを分かち合える競技仲間の存在は、苦しい時には特に、ありがたみを実感しています。



長くなりましたが最後に、

私には私のストーリーがあり、皆さんには皆さんのストーリーがあります。

自分の身に起きることはたとえ困難な問題であっても、自分をさらにパワーアップさせるための‟経験”と捉え、未来の自分に期待したいものですね!

だから焦らず、一歩一歩着実に進みながら、自分の人生のストーリーをより輝くものにしていきたいなと私は思います。

どのくらい時間がかかるかは分かりませんが、私も皆さんにパワーアップした姿をお見せできるように頑張ります!


最後まで読んでいただきありがとうございました☺


kuria

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